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                    歴史
                    定福寺は、聖武天皇の勅願により行基が神亀元年(724年)に開山されたと記録されています。
                    本尊の阿弥陀如来の脇には薬師如来・地蔵菩薩が安置されています。
                    いずれも仁平年間(1151~1153)に作られました。
                    定福寺は真言宗智山派に属し粟生山歓喜院定福寺という山号です。
                    当時の境内には、本堂・仁王門・鐘楼堂・11面観音堂・教院など諸堂が12あり、仁王門の下には大門があったとあります。
                    また西光寺が現在の東土居にあり、東の坊・中の坊など坊が定福寺の近辺にありました。
                    現在でも屋号としてそれらは残っています。
                
                        定福寺 鐘楼堂
                        定福寺 仁王門
                    梶ヶ森と仏嶽山遍照院(定福寺奥の院)
                    梶ヶ森は標高1400mの県立自然公園に指定されている山です。
                    昭和7年、高知日日新聞主催の名勝地投票には第1位となった大豊町を代表する名山です。
                    十指を超える渓谷美、蘚苔の群落、南に太平洋を望み四国山地の雄峰を一望できます。
                
                        梶ヶ森山頂からの風景(雲海と共に)